玩具人生デラックス『ブルマァク クロニクル』【買取実績】

昭和の怪獣ソフビメーカー「ブルマァク」の資料本、『玩具人生デラックス ブルマァク クロニクル』をお買取りいたしました。
(品目) 書籍(資料本・作品集)
(出版社) 音楽専科社
(書名) 玩具人生デラックス ブルマァク クロニクル / A BULLMARK STORY
(仕様) 著/鐏三郎、解説・構成/くらじたかし 平成13年10月8日発行
(状態) 中古品
怪獣ソフビのコレクターの方には知られた一冊をお持ち込みいただきました。
ブルマァクは、ブリキ玩具や国産初のプラモデルを手がけたマルサン商店の流れを汲み、1970年代にソフビ怪獣人形を大ヒットさせた玩具メーカーです。「こわれないオモチャ」のキャッチと赤い牛のマークは、当時を知る方にはおなじみでしょう。本書の著者である鐏三郎(いしずき さぶろう)氏は、そのブルマァクの創業者の一人にあたります。
本書は、惜しくも3冊で休刊となった雑誌『玩具人生』のデラックス版として刊行されました。1970年代当時のカタログ用写真を中心に構成されており、読み物というよりは資料集としての性格が強い一冊です。
この本が長く語られてきた理由は、掲載内容にあります。『玩具人生』本誌では掲載が叶わなかった、ウルトラマンエースの超獣とウルトラマンタロウの怪獣、スタンダードサイズ11体が本書で初めて世に出ました。そしてこの掲載がきっかけとなり、幻とされていた11体のソフビが、後のB-CLUB時代のブルマァク復刻版ラインで実際に商品化されています。単なる記録本ではなく、その後の復刻の流れを動かした一冊ということになります。
今回のお品物は、カバー全体に経年によるスレと小さな汚れ、上部に軽い破れが見られる状態でした。ただ本体の綴じや中身のページに大きな傷みはなく、資料としての価値は十分に保たれています。刊行から20年以上が経過し、新刊での入手ができない書籍であることを踏まえて査定・お買取りいたしました。
古い趣味の本は、状態だけで一律に判断できません。発行部数の少なさ、絶版かどうか、掲載内容の資料的な希少性によって評価が変わります。表紙に多少のヤケやスレがあっても、その本にしか載っていない情報があれば需要は残ります。ご自身で「もう古いから」と処分される前に、一度ご相談いただければと思います。
買取センター荻窪では、怪獣ソフビや当時物のおもちゃに加えて、こうした資料本・作品集・専門誌も幅広くお買取りしております。まとまった冊数がある場合は出張でうかがいますので、お気軽にお問い合わせください。
